大塚英志
完結。といっても、この漫画と対をなす流水さん本人の小説版が別に存在するようなので、最終的な評価はそちらも見てからと言うことになりそうですが。ほんまかいな。 最後まで、荒唐無稽な展開で突き抜けました。ただ、この作品にとって荒唐無稽は当たり前の…
「物語感覚」は普遍的ではないのかもしれない まだ誰も指摘してないので自分で言っちゃうと、この記事のいちばんの突っ込みどころは、まるで自分に「物語感覚」があるような顔でぬけぬけと偉そうなこと書いてるところですよねーみたいな。一作でいいからちゃ…
悟りとは トリックを一瞬で見抜く洞察力… やかましいわ! この発言、すごいさらりと出てきたんで、危うく読み流しそうになりましたよ! もうやだこの世界。 二年ぶり。ここまで酷かったっけ……と戦慄を新たにした第五巻。誰が得するのかほんと分からない漫画…
ようやくBDCに焦点が当たったと思ったらまた雲行きが怪しくなって、なかなか活躍の場が巡ってこないこの子たち。進展はじりじりじりです。 お話全体の展開の方も、同じくちょっとスピードダウンしてる感。今回はさほど大きな引きもなかったので、また数ヵ月…
いろいろあって音夢さんも退場。ことのからくりが色々と明かされつつも、その真意は依然不明。JDCはいよいよきな臭くなり、主人公なのかヤムチャ役なのか分からない竜宮さんもアイデンティティ・クライシス。お話の焦点はN月R太郎さんや笹山刑事・BDCに移り…
ハァレルゥヤ。 よくやりますね本当に。何か前巻以上にはっちゃけてるような気がします。原作の壊しっぷりも相変わらず見事で、性別を変えて登場させるのと同じくらいの無茶を平気でやってくれます。何ですかあの九十九十九さんは。何ですかあのピラミッド水…
無茶苦茶です。あとがきにある通り、反則をしつくしてます。『コズミック』や『カーニバル』の方がまだまともかも知れません。どうしてここまで原作を壊してしまうことができるのでしょう? 原作が流水大説という滅茶苦茶なものだからここまでの反則が許され…