本日一信
webで選択しがちな文体の乗っかり。自分の文章に同じ言い回しが頻出しているのはある程度自覚していて、それはたしかにいつも気になっています。とはいえなかなか改善することもできないので、自戒の意を込めてちょっとリストアップしてみます。
- 断定回避「多分」「……だと思います」「……である気がします」「……なのかもしれません」
主観意見であることの主張。
- 消極断定「……ですよね」「……だったのです」「……と言えるでしょう」
さりげなく、読み手の同意を得たかのように話を展開させる。
- 真面目な文章の最後に「……だったのです、みたいな」「……だったのです。やっぱりよく分かりません」「……と思うんですけど駄目ですかそうですか」
主張の自身のなさと照れ隠しからボケてうやむやにする。
- むりやり添加「ところで」「ていうか」「あと」
どこに入れるべきか悩むような、本題から外れた短い小ネタを蛇足的に強引に挿入。
- 頻出表現「わりと」「とても」「素晴らしい」「ものすごく」「とりあえず」「とか」「何というか」「思い切り」「……するあたり」「ちょっと」
語彙力不足。
- 意味なし感嘆「あー」「ああー」「ええと」「えっと」「えーっと」「あれ?」「うわー」「うえええええ」「ゲフーッ」
間を持たせたいんです。
- 「ちょ! まっ!」
VIPPERの語感に憧れつつも「ちょwwwwおまwwwww」とかあからさまに書くのが恥ずかしくて中途半端なところに軟着陸。
- 「……なのですよ」「……してやるのです」
梨花ちゃんのパクリ。
- 記事最初の意味なしセリフ「というわけで読みました」「ドリルー」「はいはいマロいマロい」「ぴぴるぴー」
最初になんか言っといた方が続く文章が書きやすいんです。
バカ。
あと「……してみます」とか「……な気がしてきましたよ」とか微妙な語尾の長音とか。ここに挙げた書き癖を禁止されたら、多分何も書けなくなるので、壮絶な墓穴を掘ってしまった気がしてきましたよ。