SFとして読みました。圧倒的。星雲賞とかとれると思います。一話完結で、どうしてこんなアイデアがぽこぽこ湧いてくるんでしょうか。とりあえずアニメ版のギンコさんの服装がすごく気になっていたんですけど、その点についての謎は解けたような気がしました。何か過去と未来を繋ぐ蟲みたいなのがいて服だけこっちに飛んできた、みたいなエピソードがあるのかと思ってましたけど、どうやら単にそういう時代設定だったみたいですね。
各話のラストがすっごい余韻でした。自然との共生とかを声高に謳ったりせず、それでいて自然を身近に感じさせるバランス感覚は素晴らしいと思います。
