批判とそうでないものの境界

(美少女ゲーム年代記 - 魔王14歳の抱き枕に書いたのと同じ内容です)

  • 政治的・思想的主張を意図しないエンターテインメント作品について、「政治的・思想的に未熟である」という意見があったとします。この意見は作品に対する批判として妥当でしょうか。
  • 登場人物たちの人格破綻っぷりをウリとして描かれたサイコな作品について、「もっとキャラクターに温かい人間味を持たせるべきだ」という意見があったとします。この意見は作品に対する批判として妥当でしょうか。
  • 超能力者同士がバトルする作品について、「超能力は実在しないのだから、超能力者を登場させるべきではない」という意見があったとします。この意見は作品に対する批判として妥当でしょうか。
  • ラグビーというスポーツについて、熱狂的なサッカーファンが「手を使ってボールを持つラグビーは下品なスポーツだ。ラグビーはルールを改変すべきだ」と意見したとします。この意見はラグビーというスポーツに対する批判として妥当でしょうか。
  • 「俺はこういう展開は好かんので、俺好みのこういう展開にするべきだ」という意見は批判として妥当でしょうか。

 定義とか条件とか命題としての不備がてんこもりなので、もとよりYES/NO問題にはなってません。他の人が「批判」という言葉をどのような感じに用いているのか知りたいという意図はあります。私としてはやはり、評価軸は複数あるんだよという問題に落ち着かせることが出来るような気がしています。