「皆殺し編」其の壱「迷路の法則」

 TVの前の皆の視線を意識せざるを得ない梨花ちゃまとオヤシロさまが説明セリフの応酬! 応酬! 応酬! 主人公やるのも大変ですね。

 沙都子ちゃんの受けたロールシャッハテストの絵が結構丁寧に描かれていたのは、まだ製作の現場に余裕のある証拠と受け取りました。ゲーム大会でもモブがぺちゃくちゃ喋ってましたし、とりあえずひと安心できるかな……と思いつつも、最後の方になるといつの間にかモブの声が消えた妙に静かな空間でKと梨花ちゃまだけが会話してたり、見ていてドキドキのハラハラです。もっと別の部分でドキハラしたいです!

 展開はおおむね原作をなぞっていますし、演出面でも原作にプラスアルファするような何かは見当たりません。(尺の都合で原作の表現を簡略化しようとする配慮は随所に見られますけど) 毎週感想を書いてきましたけど、来週辺りからは書くこともなくなりそうな予感。まあゆっくりと様子を見ます。

 ゲーム大会の垂れ幕がそのまま「ゲーム大会」になっていて妙に脱力しました。お祭で大幕に「綿流し祭」と書かず単に「お祭」と書くようなマヌケさが……あうあうあ。