俺屍Rプレイメモ(16)

1029年(12年目) 1月 交神

 前当主の娘であり、一族最高の資質を持つ彼岸花が、十四代萩谷烏兎を襲名します。素の防御力が高い上に基本後列の大筒士なので、彼女の率いる討伐隊が敗走することはまずないでしょう。さっさと隊長が倒れて他の仲間を逃げさせる……という戦法が使いにくいのがネックですが、そもそもそうならないよう気をつけましょう。

 先月得たお金で、宗教投資を商業投資と同じ80万両まで引き当てました。既にカンストした商業と異なり、宗教投資はまだまだ上がある模様。伸び代があるのはよいことです。

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 さて、この前の竜沙に続き、竜華も交神の儀を行います。お相手は資質のバランスがいい下諏訪竜実。今の新本家の祖先にあたり、兄や弟の母である上諏訪竜穂の妹でもあるという、萩谷家とはいろいろ縁の深い神様です。

  • 奉納点 35925→19582(-16343)

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 可愛い。


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 竜華が子の誕生を喜ぶのも塚の間、先月から具合を悪くしていた兄の竜沙が亡くなりました。体、技の資質では竜華が勝るものの、心の資質はまったく同一だったこの兄弟。三男の竜月でも入り込めないような繋がりが二人にはあったようで、竜華は悲しむというよりも、半身を失ったような表情でした。

 二ヶ月間の指導を授けられたばかりの娘・愛沙も、同様のショックを受けています。遺刀である竜穂ノ沙華丸を眺めながら、なにやら呆然としています。竜穂ノ沙華丸は、竜沙の一代で由良英丸と同等の切れ味にまで鍛えられましたが、能力が四つついて完成形に至った由良英丸と違いこちらはまだまだ伸び代があります。この刀を更にもうひとつ先まで持って行くのが自分の役目だ、と心に決めているようでした。

2月 紅蓮の祠討伐

 竜穂ノ沙華丸に竜沙の情念が宿り、土+100のボーナスがつきました。斬った鬼によって付く能力が変わるそうなので、相手によってはもっと有用なものも狙えそう。うまく育てていきたいです。髪を斬る頃には、それ用の刀をもう一本くらい用意した方がいいかも……。


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 ……あんぎゃー! 愛沙初陣のために最年長の竜華が抜けたら、前衛を務めるものが一人もいなくなっちゃいましたよ! 当主としての初仕事でいきなりアクシデントが降ってきて、さっそく大慌ての彼岸花です。本来なら拳法家の天ノ風が前衛を務めればいいんですが、体力400代ではさすがに不安。かなーり変則的ですが、彼岸花、竜月、天ノ風の三人が前に出て、愛沙が前衛を務められるまで成長を待つことにします。

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 象花火+紅こべ大将という敵布陣で戦勝点3倍を引くこと二回。しかもそのうち一回は紅こべ大将が増援でわざわざもう一匹象花火を呼んでくれたため、この二戦闘だけでも5000戦勝点獲得という事態に相なりました。もうここ以外の稼ぎ場は考えられない……。

  • 奉納点 19582→31083(+11400)
  • 赤羽根天神 解放(+1400点)

3月 紅蓮の祠討伐

 竜華と下諏訪竜実の娘が到着。両親が二人とも竜の字持ち……面白いので、小竜と名付けましょう。こりゅうと読みます。目つきちょっと怖いですが、趣味は「アリの観察」だとか。単に変な子らしいです。ちょっとプロフィール写真を撮り忘れたので年譜で失礼。

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 目論見通り、水の資質の高い子になりました。というかこの子の素質、父の竜沙と全くと言っていいほど同じ形をしています。心の土だけは父よりやや高く、そのぶん落ち着いてはいる模様。父と同じく、薙刀士になってもらいましょう。女性専用の水属性薙刀があるので、父より優秀な範囲攻撃の使い手になってくれそうです。

 愛沙は先月で天ノ風と同程度の体力を身につけましたが、前列に立たせるのはまだまだ不安。とはいえ、天ノ風は相変わらず体力不足ですし、むしろ弓使いの竜月や大筒士の彼岸花の方が撃たれ強いという始末。うーん、ともかく愛沙の体力がこれからも育ってくれるのは確実なので、しばらくは我慢しましょう。

  • 奉納点 31083→43604(+12500)

 げらげらげら、と思わず魔王笑いが漏れそうになるのを我慢。紅蓮の祠がこんな凄い稼ぎ場だったなんて……。2000両の床ダメージ軽減アイテムを買い込んででも通う価値はあります。

 それにしても、天ノ風です。打たれ弱くてまともに前衛に立てないとはいえ、技の火800を超えた彼の火属性拳はあらゆる敵に大ダメージを与えてくれます。体力1000の象花火でさえ、二回攻撃が発動すれば瞬殺できる強さ。彼の火力を頼みとして、ぼちぼちボス敵に挑んでもいいかもしれません。体力の低い九尾吊りお紺あたりなら、やられる前にやれそうです。

4月 鳥居千万宮討伐

 というわけでやってきました鳥居天満宮

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 九尾吊りお紺の開幕赤地獄を食らった状態。技の火ノ高さにもよりますが、だいたい300強のダメージを食らうようです。当主彼岸花以外は、二連続で食らうと生き残れるか微妙なところ。天ノ風なんかは確実に沈みそうです。

 この後も赤地獄を二発もらいましたが、買い溜めした万金露で回復しつつ火祭り&梵ピンで強化。天ノ風が素で殴ると38ダメージしか入らなくてどうしようかと思いましたが、梵ピン強化後はクリティカルで600入るくらいまで増加してひと安心。結果的には無事勝利。

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 さらに奥に進んでみました。いきなり黄川人に話しかけられたので、まずい、戦う気なかったのにいきなりボス戦!? っと慌てたのですが、普通に回れ右出来ました。危ない危ない。慌てすぎて、黄川人がなに喋ってたのもよく聞いてなかった彼岸花です。例によって神々の悪どさを云々していましたが、かつて朱点を斬った当主・火ノ椛が煮え湯を呑まされて以来、天の小狡さなど萩谷家の者にとっても承知のこと。だからといって、目の前の鬼を斬らない理由にはならないのです。

 今回の討伐中に、天ノ風が空円飛天脚を復活させました。空円の指導を受けていながら、親子関係にないため奥義を継承できなかった天ノ風。それを自力で復活させるとは、執念が実ったのかもしれません。

  • 奉納点 43604→51961(+8400)

5月 紅蓮の祠討伐

 小竜初陣のため、伯父の竜月が引退します。資質の総合的な低さを不安視され、場合によっては若いうちから討伐隊を外すことも検討されていた竜月。けれど結果的にはこうして最後まで討伐隊のしんがりを務め、痒いところに手の届く遠距離射撃でしっかり戦いに貢献してくれました。体力も意外と高いところまで伸び、一時は体力の低い天ノ風をサポートするため自ら前衛に立ったことも。適材適所、いらない子なんてなかなかいないものです。

  • 奉納点 51961→64616(+12600)
  • 巻物「鳳招来」「盾割り」獲得

 今回もよい稼ぎ。小竜は順調に成長し、あっという間に天ノ風の体力を超えました。

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当主彼岸花は後衛職大筒士のくせに体力・防御ともに最高クラスとなり、身体の全パラメータで一族最高値を更新。やはり鬼子です。
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6月 交神

 当主彼岸花の交神を行います。遂に奉納点が6万を超え、最上神太照天昼子との交神が可能になったという状況。さすがにいきなり全ポイントをつぎ込む気はありませんが、てっぺんが見えてきたのは嬉しいです。

 一回の討伐で得られる奉納点が月に約1万点で、二、三討伐ごとに交神を行う計算なので、25000点程度が交神の目安でしょうか。今まで1万点台の神様としか交わってきませんでしたが、象花火道場のおかげで一回りも余裕が増えました。とはいえ、解放していない神様が多いので、ちょうどいい奉納点の男神がなかなか見あたりませんね……。

 兄・天ノ風の跡を継ぐような、攻撃力の高い子が欲しい……と考え、技と体の火が高い仙酔エビスをお相手に選びます。さすがに微妙な表情の彼岸花……。

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 いやおじいちゃんそんな張り切らなくていいから、と苦笑いの彼岸花です。

  • 奉納点 64616→44000くらい(-20000くらい) (メモするの忘れてました……)


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 沙華月三兄弟の次男、竜華が1歳9ヶ月で死去。出生当時は一族最高の資質持ちとして期待を浴びましたが、彼が得意とする水属性の薙刀は女性専用の中津ノ薙刀しかなく、才能と武器がうまく噛み合わなかったのが実際のところ。範囲攻撃としては前当主葉ノ風や現当主彼岸花の散弾大筒の方が圧倒的に強くなってしまい、薙刀士のお株が奪われたことは否めません。とはいえ、竜華自身は兄の竜沙と一心同体であることに誇りを見いだしている節があり、特に自分自身の才能がどうこうと思い悩むことはなかったようです。どちらかというと、自分や兄より才能で劣りはみだしっ子のような扱いにもなりがちな弟・竜月のことを気にかけていた模様。

 竜月がしっかり育ち、心配の種が消えた晩年は、娘の小竜に薙刀の技を伝える日々でした。彼女も竜華の水の資質を受け継いでおり、これからいよいよ実戦で中津ノ薙刀を振り回そうというところ。竜華の命がその日を待てなかったことだけが残念です。

7月 白骨城討伐

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 久しぶりに乗り込んだら、軽足大将どころか黒ズズ大将すら軽くいなせるようになっていました。天ノ風なんて遂に技の火999を達成し、極めて調子がよいです。愛沙も奥義「愛沙燕返し」を創作。習得さえしておけば健康消費なしに発動するカウンターということで、かなり有用です。愛沙の読みはあいさですが、技名の方はアイシャと読ませましょう何となく。
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 大ズズ大将を軽くひねれるようなら、先に進んでも大丈夫かな……と勢い込み、最上階の大江ノ捨丸のところまで突っ込む一同。今の天ノ風の攻撃力なら、大物でも簡単に撃沈させられる気がしました。

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 あら、なんだかどこかで聞いたような話ですね……。神便鬼毒酒?

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 天ノ風の火力ばかりをアテにしたのは失敗でした。天ノ風はたしかに一族でも比類ない攻撃力を誇り、雑魚相手なら連続攻撃で2000超過のダメージを与えることすらあるのですが、それは彼の腕力ではなく火属性の高さゆえ。本来の攻撃力は討伐隊の誰よりも低いため、あまり防御力の高い相手には大したダメージを与えられなくなってしまいます。そしてこの大江ノ捨丸、ホネなだけあって固い固い! 天ノ風では雀の涙程度のダメージしか与えられません。むしろ、彼岸花の大筒の方が安定して200程度のダメージを出せています。

 それでも、さほど怖い攻撃はしてこないな……と気を緩めたのがいけなかったでしょうか。力を溜めた捨丸の攻撃が後列の小竜を直撃、470のダメージを受けて一撃でやられてしまいました。残る三人でなんとか応戦し、火力999の天ノ風による術攻撃「七天爆」で450ダメージを叩き出してなんとか撃破。最初から術攻撃してればよかったかも……。

  • 奉納点 44000くらい→52369(+8000くらい)
  • 巻物「凰招来」獲得。

 このまえ手に入れた「鳳招来」とペアの術みたいですね。

8月 交神

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 彼岸花と仙酔エビスの娘が来ました。母が花だから、娘も植物の名前を……ということで、安直ですが恵比須繋がりで笹丸とします。資質の方は……技の水は高いのですが、肝心な火の資質が発現しなかったため、ちょっと扱いにくい能力に。たしか水属性の槌があったはずなので、壊し屋になってもらいます。素早さがめちゃくちゃ高いので、攻撃を外しにくい安定した壊し屋になってくれることを期待します。趣味が独楽回しということだし、きっと手先の器用な子なんですね。

 ……ああっ! ご先祖様の馬鹿! 笹丸に持たせるつもりだった水属性の岩清水ノ槌、いつの間にか売られてもうてますやんけー! しかもこれ、朱点討伐前にしか手に入らない非売品だとか*1。ど、どうするの……。仕方ないので店売り最高額の槌を買ってきました。3万両……。

 さて、今月は小竜療養のため、あまり動き回ることが出来ません。今月も彼岸花の交神月としましょう。奮発して、あらゆるパラメータがまんべんなく高い十文字聖夜を使命。初回限定のレア神様とやらです。

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 ネタキャラや。

  • 奉納点 52369→20345(-32024)


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 ここのところ体調を崩していた竜月が、今月亡くなりました。兄の竜沙・竜華が一心同体だったぶん、竜月との間には少し距離があり、家族の中では孤立しやすい立場にいた子でした。総合的な資質が低かったこともあり、もしかすると居心地の悪さを感じることもあったのかもしれませんが、弓使いとして働くことで自分の役割をしっかり確保していたのは前にも書いた通り。大将を倒す前に一体でも多くのお供を射貫き、戦勝点を割り増ししようとする姿勢は、たしかにプロフィール通り節約家のものであったかもしれません。亡くなる前も、今自分が死ぬと来月笹丸を指導するものがいなくなる……と細かいやりくりを気にしているのが、実に彼らしくありました。

9月 紅蓮の祠討伐

 討伐隊が全員出払うと笹丸の指導役がいなくなるので、一人抜けることに。順番的には最年長の天ノ風なのですが、彼の火力がないと象花火を取り逃す確率が増え、稼ぎ効率が下がるのは必至。申し訳ありませんが、今回は成長の一段落した愛沙に残ってもらうことにします。

 今回は奥義創作の大盤振る舞い。天ノ風が「天ノ風金剛変」を、彼岸花が「彼岸花鉄砲水」「連発式彼岸花」を一挙に編み出しました。一方戦勝点の方はふるわず、紅蓮の祠にしては低めの8000点止まり。

  • 奉納点 20345→28572(+8300)

10月 紅蓮の祠討伐

 彼岸花の次女、笹丸の妹が十文字聖夜の元からやってきました。クリスマス繋がりの植物ということで、柊と名付けましょう。時代性とか気にしない。それにしても、結構挑発的で不遜な表情をしてるのに根暗なんだ……。

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 さすが3万点台の神様の娘なだけあり、資質は高安定のバランス型。これなら何をさせても間違いはなさそうです。ちょっと珍しいところで、槍なんか持たせてみましょう。

 初陣の笹丸がいきなり奥義「笹丸脳潰し」を創作。壊し屋自体、あまり使ってませんでしたからね……。

 時間切れ間近の時に象花火戦で戦勝点3倍がでたので、ちょっと変則的な稼ぎを試してみました。紅こべ大将はときどき増援を呼ぶので、これを利用して象花火を何度も呼び出してもらいます。一体につき1500戦勝点。戦闘中は月が変わることはないので、やればやるほど稼ぎが増えていきます。ただし、紅こべ大将を倒してしまわないよう討伐隊に細かく指示を出す形になるので、忠誠はどんどん減っていきます。忠誠80を切った当たりでさすがにまずいと判断、戦闘を切り上げました。

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 お、思わず口が開きました。戦勝点500×3倍の象花火を10体倒して15000戦勝点です。一家の団結力を削る外法の策なだけに、効果は絶大。またやるかも……。それにしても、こういう稼ぎ方ってゲームバランス壊しかねないチート技だと思うのですが、忠誠心があるため無制限にはできません。上手くできてるなあと思います。

  • 奉納点 28572→49381(+19800)

11月 交神

 今月も彼岸花の交神です土属性の散弾大筒を持たせるため、技の土と体の火が高い神様を選びましょう。奉納点19105の金翔天竜馬。体力がやや低めなのは気になりますが、そもそも大筒士は本来後衛職なのでそこまで気にしなくていいでしょう。軽装で前列に立ってる彼岸花の方がおかしいのです。

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  • 奉納点 49381→30276(-19105)

12月 紅蓮の祠討伐

 ぎゃー! うっかりしていて、先月の柊の指導者を交神の儀の当人である彼岸花に設定しちゃっていました……。こういう場合、交神者による指導は行われないので、柊は一ヶ月放置された形に。当主彼岸花の交神の儀という名目でバカ騒ぎしている一族の傍ら、一人孤独に自習に励む柊……。そりゃ根暗にもなりますよ! 柊ごめんなさい柊ごめんなさい……

 あと今月で小竜が元服。イツ花いわく、あれで意外と面食いだそうです……。

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 めずらしく相場で大儲けしたりしつつ、今月の討伐隊編成。柊が初陣のため一人抜けなければなりませんが、最年長の当主彼岸花が抜けると討伐隊の火力は激減していまいます。薙刀士の小竜もまだまだ育ちきってはいませんから、今回も愛沙に残ってもらうことに。先月の強引な象花火狩りでただでさえ忠誠が下がっていたところなので、お茶碗などあげてご機嫌を取る彼岸花でした。

 今月も月末に戦勝点3倍の象花火が出たので、忠誠が下がらない程度に粘りました。これはこれで大成果なのですが、今回なによりの収穫は念願の「扇の指南」。これで最後の職業、踊り屋が解禁されます。踊り屋は唯一の術特化職、これでますます戦略に幅が出ます。

  • 奉納点 30276→45144(+14800)


 ……あ。初陣の柊が妙に柔らかいと思ったら、武器以外初期装備のままだった……。

*1:勘違い。朱点前にしか手に入らないのはオリジナル版の話で、PSP版だと朱点後の忘我流水道でも手に入るみたいです。