固有の読みを要する

童話的終末観 - 北山猛邦『『アリス・ミラー城』殺人事件』

物理の北山! デビュー以来ガチガチの物理トリックを書き続けてきた北山さんが「化けた」とされる本作。なんか凄いアイテムらしい「アリス・ミラー」を手に入れるため、孤島の城に集められた八人の探偵たち。当然のように次々人が死んでいきます。犯人はどい…

選択肢なきルート分岐 - 『うみねこのなく頃に Episode6 Dawn of the golden witch』

今回も語るべきことはいっぱい。どこから話したはじめたものか、正直考えあぐねているのですが、ともかくぽつぽつと書きはじめてみます。「具体的な事件、出来事」に関するネタばらしはほぼありません。 象徴だけでできた物語 今回のうみねこは、いつも以上…