『うみねこのなく頃に』エピソード4までの完全なネタばれを前提とした、二周目のプレイメモです。未プレイの方はどうぞご注意を。
薔薇庭園
- 真里亞ちゃんが萎れた薔薇にマークを付ける流れ。EP1の再現。
- ハロウィンと魔女には関係があるのか? と真里亞ちゃんに話題を振る戦人さん。ああやっちゃった、と周囲の反応。
- ノリノリで解説を始める真里亞ちゃん。一瞬「嫌なガキモード」の表情を見せる。優越感に浸りながら蘊蓄を披露。基本にこにことしているものの、「きひひ」の笑い声も混じる。
- 要約すると、ハロウィンはこの世とあの世が交流する時期。だから魔女や悪魔たちの活動も盛ん。
- 真里亞ちゃんの蘊蓄が思いのほか面白いので、大人たちも話に乗ってくる。楼座さんのストレスが溜まる……。
- 「真里亞ちゃんは今年でいくつになったんだったかしら…?」と皮肉る絵羽さん。この人も嫌な役というか、ある意味損な役というか。
- 親族を先に行かせ、二人だけその場に残って真里亞ちゃんを折檻する楼座さん。
- 仲直りの印であった、ハロウィンのお菓子を踏みつぶす。またいつも通りの繰り返し。
- ゲストハウスに割り当てられた自室に入る楼座さん。今さら後悔したのか、嗚咽を漏らす。繰り返し。
- 薔薇庭園で、一部始終を見ていた嘉音くん。
- 真里亞ちゃんは泣くどころか、きひひと笑っている。けれど、嘉音くんにはそれがやせ我慢に見える。
- この辺の描写を見ると、真里亞ちゃんの豹変はやはりオカルト的な現象ではないように思えますね。
- 真里亞「その程度の器にはその程度のが入り込む」
- 母親を「その程度の器」扱いするきひひモードの真里亞ちゃん。
- その程度の器だから、その程度の低級な悪い魔女が入り込む、ということ? これだと、「悪い魔女」だけに責任転嫁せず、楼座さん自身をもけなしていることになりますが……。
- 嘉音くんもジャックオーランタンのお菓子をもらっていたので、真里亞ちゃんの潰されたそれの代わりに差し出そうとする。けれど真里亞ちゃんは拒否。踏みつぶされたものであっても、母の買ってくれたもの。
- きひひと笑って母を見下すくせに、母のくれたお菓子は大事にする、と。
- ベアトリーチェについて語る真里亞ちゃんに、不吉を感じる嘉音くん。
屋敷
- 大人たちの会話。
- 金蔵は降りてこない。昨年も会えなかった、と絵羽さん。
- 一年以上前に死んでいる可能性もあり得る?
- 金策問題の当事者の秀吉さんは、場の空気を和ませようとしながらもしっかり話には食いついている。
- 一方霧江さんは、留弗夫の訴訟の件を知らないせいか、性急な彼らを牽制する方向の発言をする。
- 留弗夫さん自身にも、霧江さんにあまり親族会議で率先してもらいたくないという見栄がある。霧江さんはその辺を汲んで余計なことは言わないようにしていると。
- 紗音さんが配膳に現れ、上辺だけ和やかな雰囲気を繕おうとする一同。
- 呆れて輪を離れる霧江さん。調子を合わせられないらしい楼座さんも側に来る
- ずっと側にいる楼座さんには分からなくても、一年ぶりに会う一同からすると真里亞ちゃんはちゃんと成長している、と霧江さん。
- その言葉すらも素直に信じられない楼座さん。
- 紗音さんが退室し、すぐさま緊迫した雰囲気に戻る一同。実に逞しい。
- こんなところではなく、そのうち別の場所で会ってゆっくりお茶でも飲みたいと、楼座さんを誘う霧江さん。
- 天気が崩れた、と指摘する霧江さん。薔薇庭園に残した真里亞ちゃんのことを思い出す楼座さん。
- 会議を飛び出す楼座さん。
- 霧江「それより始めたら? 私たちの本題。」
- 絵羽「そうね。楼座抜きでも進められる話よ。話を戻しましょ」
- 素直に見れば、と楼座さんへの注意を逸らそうとした霧江さんの心遣いに見えます。
- 天気を指摘した時点から、楼座さんを会議から閉め出す意図が霧江さんにあった……というのはさすがに考えすぎでしょうねえ。
薔薇庭園
- 真里亞ちゃんを発見し、泣きつく楼座さん。真里亞ちゃんはわりと平気な顔。全て「悪い魔女」のせいにしている。
- ベアトリーチェが来るから屋敷には戻れない、と言う真里亞ちゃん。さすがにまた頭ごなしには怒れない楼座さん。
- はいベアトリーチェご本人登場。立ち絵はブレザー。人間としてのベアトが存在するのでなければ、この辺はまるまる幻想っぽい。
- 潰れたお菓子を魔法?で復元するベアト。思いっきり黄金の蝶が出てきたりする場面を、楼座さんがしっかり目撃。
- 「思い出してごらんなさい」のお歌。ベアトの復元の魔法は、「思い出すこと」がキーワード。
- 楼座さんと真里亞ちゃんへ、ベアトから封筒が一通ずつ渡される。
- 楼座さんの封筒は晩餐で読み上げろと指示。
- 真里亞ちゃんの封筒はそのうち開ける機会がくる、でしたっけ?
- ベアト「四兄弟の誰でも良かった」 楼座さんが選ばれたのは、たまたまここで出会ったというルーレットの結果とのこと。
- 楼座さんの受け取った手紙は、最後まで謎のままでしたよね。
- 兄弟の誰かへの手紙は、他のEPでも見えないところで送られているのでしょうか?
これがまるごと幻想シーンだとするなら、この編で楼座さんが暗躍していた疑惑がうなぎ登り。
屋敷玄関
- 魔女を出迎える源次さん。
- ベアトは久しぶり、と挨拶。面識がある。
- 金蔵の妻? は、源次に嫉妬していたとか。妻より仲の良い親友。
- ベアトは金蔵の妻のことを、こうやって話題に出せる程度には認識している。
- ベアト=源次を後ろに控えて歩くほど右代宮家に馴染みのある謎の人物を霧江さんが目撃。これも幻想の可能性が高いですが……。
- 軽く挨拶。ベアトは霧江さんのことを「留弗夫の妻」程度には認識している。
- 二階に上がっていくベアト。
- 直後、夏妃さんに肩をたたかれる。
- ちょっと頭痛がするので休みたいという霧江さんに、「いい頭痛薬がありますよ」と微笑む夏妃さん。さすが頭痛薬マニア……!!
金蔵の書斎前
- 金蔵はもう数年もここから出ていない、と源次さんがベアトに伝える。哀れがるベアト。
- ドアノブのサソリの魔除けによって、手を焼かれるベアト。
- 「…あやつめ、こんなものに頼らなければ己が身も保てぬというのか…」
穿った見方をすると、「部屋に入られると金蔵の死は発覚する」=「部屋を封印する魔除けがなければ、金蔵は生を保てない」というメタファーにも思えますね。
金蔵の死を隠しているのが金蔵自身の意志だとすれば、そこには「死が発覚するまでは、まだ生きていることにできる」という理由があるのかもしれません。それが魔法的な儀式にも関係するとか?