第七回萌理賞・原作部門投稿作品「群雄割拠生徒会」

 萌理学園の生徒会選挙は年二回。しかしただシステムに甘んじる彼らではない。実に十近くの"野党的生徒会"が秘密裏に存在し、取って代わる機会を狙っている。学校側から絶大な権力を保障された正規生徒会と、数々の奇策を弄する影の生徒会は水面下で常に火花を散らしている。

 正規の生徒会が斃れたときなどは、学園はただちに群雄割拠の戦国状態に突入する。権謀術数と色賄刃嘘を駆使し、異能バトルが繰り広げられる。

これは前回大賞をいただきました。ちょっと作品世界を規定しすぎてるのでどうかなとも思いましたけど、まあパラレルワールドという便利な言葉もあるので……。