『ゾンビ屋れい子(1) 百合川サキ編』

ゾンビ屋れい子 1 (ぶんか社コミックス ホラーMシリーズ 103)
ゾンビー。
持ってる文庫は書影が出ないので画像はコミックス版。以前コンバンハチキンカレーヨ再の元さんがラジオで面白いと紹介されててずっと探してたのをやっと発見。なにこのゾンビ。地獄少女ジョジョ成分とスプラッタを加えて頭おかしくした感じといえば当たらずとも遠からずでしょうか。日本はこんなに危険な国だったのかと思うくらいに人間が死にまくります。ガラの悪そーなヤンキーが惨殺されちゃうみたいなのは他の漫画でもよくあることですけど、本作ではその辺歩いてる女子高生とか幼女とかもどんどん頭潰されちゃいます。お腹いっぱい。
どうやら1998年から2004年にかけて連載されていた比較的最近の作品らしいんですけれど、読んでいる間は一体いつの時代の作品なのかぜんぜん分かりませんでした。十数年前の作品だよと言われても、それはそれで信じてしまうようなヘンな雰囲気。古さを感じないでもないんですけど、その古さが作風にマッチしていたように思います。レーベル的に少女ホラーの文法で描かれてるからなのか何なのか、いろいろと異様でした。幼女連続殺人鬼怖い。でもキレたお母さんはもっと怖い。あとあずさちゃんが猛烈にかわいいと思いました。とにかく続き買ってきます。