俺屍Rプレイメモ(4)

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5月 鳥居千万宮討伐。

 風車ノお七解放と土々呂の巻物獲得が主な戦果。熱狂の炎が出たので売却アイテムもそこそこ。

6月 白骨城討伐

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 魂寄せお蛍と全明の息子、蛍明が萩谷家に到着*1。ほたるあきらと読みます。イツ花に「何を考えてるのかわからないトコがあるおもしろい方です」呼ばわりされた上、こだわりが粒あん……。血の気の多い父親にくらべて、ずいぶん不思議ちゃんですねえ。ていうかこの代、不幸キャラとか前世:船頭とか変なキャラが多い気が……。職業は弓使いで。

 さて脂の乗った壮年の戦士が出しゃばるよりも、若手に経験の機会を与えるのが萩谷家のならわし。自宅待機の蛍明に稽古をつけるため、当主英角は討伐隊を抜けます。代わりに隊長を任されるのは当然全明。まだ十分戦えるにも関わらず一線を引くというという英角の決定は、我の強い全明をも唸らせるものがあったようです。

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 白骨城でボスの恨み足と戦闘。防御が異様に高いのですが、術ならあっさり始末できます。技の火が180の全明が起点となり、3人分の赤玉の併せで300ダメージ。これと蛇麻呂による毎ターン40の毒ダメージであっさり撃破できました。強いのはこの次なんですよねえ。

 今回の討伐では、二つ扇、盾削り、風葬の3つの巻物を獲得。盾削りは名前の通り防御ダウンの術。上手く使っていきたいです。

7月 白骨城討伐

 特に成果なし。既にここらの敵では物足りなくなってきたので、奥にいるボスと戦おうかなとも思ったのですが、危ない賭けはせめて四人揃ってる時にしようと考えて今回は見送り。白骨城が出るのは夏の間だけなので、次行けるのは来年ですね。その頃には、今回よりさらに容易く攻略できるようになっているでしょう。

8月 選考試合

 初陣の蛍明を連れて、さくっと優勝。戦勝点がっぽり入っておいしいです。

9月 交神

 再び、全明と魂寄せお蛍が交神。先月戦勝点=奉納点をがっぽり稼いだのでよりハイランクな神様を選ぶこともできたのですが、そこは人の情というもので。

 先月急に体調を崩した当主英角の病状が一気に悪化し、この月永眠。早くに母・蛍英を亡くし、親のように慕った叔父叔母にも先立たれ、若くして当主を継いだ彼。先代、先々代の強い印象が重荷になったところはあったようで、最後まで自分を一人前と思えなかった節はあるようですが、気むずかしい従弟の全明をなんとか立てつつ家を立て直すことができました。ここ数日は箸を握るのも難しい状態でしたが、最期の食膳はご飯粒一つ残さない綺麗なものだったといいます。享年1歳7ヶ月。

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10月 鳥居千万宮

 全明が英角の跡を継ぎ、五代目萩谷烏兎を襲名。半年前に母・蛍全を亡くた際、当主の座を巡る先代との確執などいろいろあった彼ですが、二人の子をなし、英角の死を目の当たりにした今では、すっかり人が変わったよう。今や当主としての貫禄は十分です。と同時に、そろそろ自分の老いや死についても本気で考え始めた模様。なにせ、あと2月もすれば亡くなった英角と同じ齢になるのですから。……子供たちの代が変なのばっかなので、もう彼くらいしか真面目な顔できる人間がいないというのもありますが。

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  今回の討伐では中ボス・稲荷ノ狐次郎の成敗に成功。花連火で100程度のダメージを食らうのですが、1ターンに1回しか飛んでこないのでさほど怖くはありません。回復しつつ単純に殴って勝利。


 ところで、萩谷家が都に投資を続けてきたおかげで、京の四大祭のひとつである豊年ムキムキ祭が今年から復活することになったそうです。

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 ノーコメント。

11月 交神

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 魂寄せお蛍の元からやってきた、当主全明の第二子。到着早々イツ花の尻を触ってぶたれたそうです。む、ムッツリスケベ……。しかも口癖が業腹。川上稔さんの小説に出てきそうな男の子ですね。能力値は兄・蛍明と似たような感じで、心の火以外はぶっちゃけパッとしませんね。ブチギレキャラ決定。お名前は……兄を輔ける意味を込めて、蛍輔で。職業は薙刀士。彼をメインに据えるのは難しいかもしれないので、もう一人くらい薙刀士を輩出する必要があるかも……。

 この月、当主全明が3度目の交神。今度のお相手はお蛍ではありません。ぶっちゃけ、前の二人の子の出来が悪……資質パラメータがいまひとつなのは、祖母にあたるお蛍と交わって血が濃くなりすぎたせいなんじゃない? と思ったので。今回は由良英の母である陽炎ノ由良と交神し、どんなものか確かめてみます。従兄の嫁を娶るのって人としてどうよ、とか考えてもこのゲームの場合詮無きこと気にしない。由良英の方は、多少複雑な思いもないではないみたいですが……。

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 従兄弟そろっておちょくられてる……。

12月 大江山討伐

 当主・全明も今や1歳6ヶ月。まだ健康の心配はありませんが、蛍輔を指導するためにも前線を外れることにし、討伐隊は扇丸を隊長とする由良英、蛍明の三名となりました。来月からは、蛍輔も加わることができるでしょう。

 昨年は「いい勝負」という感じだった大江山の敵を、今年は蹴散らせるくらいの強さになった萩谷一族。初代烏兎の仇の夜叉も、今では簡単に殴り倒せます。当人の資質というより、防具が良くなったおかげな気もしますけど……。

 来年は、奥にいるボスに挑むこともできるかもしれません。火竜、太刀風の巻物をゲット。

1021年(4年目)1月 鳥居千万宮

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 当主全明と陽炎ノ由良の息子、火ノ明が到着。ひのあきらって読みます。うーん、お蛍との間の子に比べて、やはり露骨に能力値が違うような……。彼なら当家のエースになれそうです。職業は薙刀士! ただどうやら、この子も家に来て早々イツ花のお尻を触ったとかで……しかもいじられキャラ。子供が三人とも変なのばっかりで、さすがの全明も頭を抱えているようです。

 その全明ですが、既に一族最高齢だった母の寿命である1歳8ヶ月になっても、いまだ身体健康でぴんぴんしています。火ノ明に稽古をつける間だけでも、元気を保ってくれればと思います。

 今回の討伐は、初陣の蛍輔を連れて鳥居千万宮。さっさと奥に進んで、悪羅大将等強めの敵と矛を交えました。蛍輔の防御が低くて、守るのに苦労しましたが……。花連火の巻物が手に入ったのが収穫。

2月 相翼院討伐

 このダンジョンは道がややこしくて、ひと月ではなかなか奥にたどり着けません。2ヶ月連続で潜ってやろうかとも思ったのですが、隊長の扇丸が体調の不良を訴えたため断念。体調不良っていうか、老化なわけですが。私のせいで……とまた一人で凹んでる不幸キャラの扇丸。不憫です。

とりあえず陽炎の巻物を獲得。

3月 選考試合

 老いの見え始めた扇丸を討伐隊から外し、代わって初陣の火ノ明が加入。扇丸は蛍迅が抜けて以来ずっと萩谷家の薙刀士を務めてきた戦闘の要なので、皆もっと労ってあげていいと思うんですが、どうにも影が薄いという……。こんなところまで不幸キャラです。

 新部隊の隊長は由良英。この子はぶっちゃけ敵からドロップした刀を使った方が強いんですが、父に拵えてもらった由良英丸をひたすら使い込んで鍛え続けている変わり者です。この刀、ちょっとずつ強くなってはいるのですが、やはり一代では既存の武器を越えるほどにはならないみたいですね……。

 この面子で都の選考試合に向かったのですが、防御の薄い蛍輔を庇ってる間にダメージが蓄積して、一回戦で判定負けとなってしまいました。ぐぬぬ……蛍輔の役立たず! ムッツリスケベ!


 討伐隊が意気消沈の顔で返ってくると、当主全明が倒れたとの知らせ。遺言として、新当主の指名が行われました。不幸キャラながらしっかり者ではある年長者の扇丸、どうにも出来の悪い三人の息子、本家筋の由良英が当主候補です。大昔の全明であったなら、自分の長男の蛍明か、一族で最も抜きんでた資質を持つ元服前の火ノ明を当主に選んだかもしれません。ですが、母を亡くして三人の子供をなし、従兄弟の死を目の当たりにした経験が、彼を別の人間に変えた節があります。新当主には頼りないどら息子どもではなく、従兄弟英角の娘、由良英を指名。息子どもは、そりゃそうだよなーという顔で特に不満にも思っていないようでした。……年長者でありながら選択肢にも挙げてもらえなかった扇丸は、「ですよねー」と笑い泣きしていましたが……。

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 享年1歳10ヶ月。ドラ息子どもめ……という息づかいがビシビシ伝わってくる臨終の言葉です。子供たちのせいで本人までネタくさくなってしまったきらいがありますが、一族でもっとも優れた術の使い手だった彼。討伐成果を見ても人間的成長を鑑みても、従兄弟の英角に劣らない名当主であったと思います。

4月 交神

 六代目萩谷烏兎を襲名した由良英。彼女も前世は船頭、とか言っててたいがい変な子なのですが、当主としての仕事はわりあい飄々とこなしています。単純に刀馬鹿なのですが、由良英丸を子孫代々受け継がせて萩谷家の名刀にする、という夢はあるようで、そのためにも萩谷家を立てて行かなければならないとは考えているようです。また、異父弟にあたる火ノ明には複雑な思いを抱きつつ通じ合うところもあるようで、彼の資質を活かす先行きを密かに考えている模様。


 さて、先代に続き、扇丸にも寿命が近づきつつあります。既に健康が63まで低下した彼女は、来月、遅くとも再来月には訪れるであろう天命を粛々と受け入れるつもりだったようです。ところが、賑やかな三人の甥たちを眺めていてふと、「あれ? 私まだ子供いない? ていうかこのままだと男っ気ゼロのまま死ぬ?」的な気分に陥って急に焦りだしたりするのがさすが不幸キャラ。当主由良英に頼み込んで、急遽交神のセッティングをしてもらうことになりました。こういうことがあると一緒になって騒ぎたがるのが前当主の三馬鹿息子なわけで、気がつけば一家総出でドタバタし、前当主の喪も何もあったもんじゃないという有り様。まあ、賑やかなのはよいことです。

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 短命の一族は、老いたとはいっても見た目は若い女性のまんま(脳内設定)なので、男女のあれこれで支障があるということもないのでしょう。せっかくなので、この奉納点帯で一番のイケメン、鳳あすかを調達しました。危うく呪田さん化するところだった扇丸も、これなら満足してくれるでしょう。ムッツリスケベの蛍輔がなんかぶつくさ文句垂れてましたが……。

*1:生まれた直後の写真を撮り忘れることが多いので、この手の写真はちょっと成長しちゃってることが多いです。あしからず