俺屍2リプレイ(2) 1120年1月〜4月 歩き方を模索しながら


  • 烏兎: 初代当主。復讐を一族の悲願と定め呪われた血を残すと決めたカタブツ。子々孫々から尊敬されたり恨まれたりするポジション。
  • 独妙: 短気な弟。当主の薙刀が狙えない後列の敵を掃除する仕事。
  • 転: まろばし。女たらしの末弟だが足の裏が弱い。独妙同様、後列の掃除役。
  • いずみ: 当主の娘。気は優しくて力持ちで耳が弱い。次代のエースとなるべく育成予定。
  • あらすじ: 一族に短命種絶の呪いをかけた何者かに復讐するために鬼を狩りまくったり強い神と交わったりして力を蓄えるでござる

1120年1月 富士見ヶ原探索

 家族が増えてやや賑やかになっての新年です。当主烏兎の上の弟、独妙も元服して交神が可能な年齢になりました。ただし目的が目的だけにくそ優勢思想に従わざるをえない萩谷家では、兄に資質で劣る独妙や末弟の転が交神の機会を得ることはないでしょう。このあたりは揉め事の種ですから、復讐を目的として家を再興するにあたってあらかじめ兄弟の中で話がつけられていたものと思われます(うーん気が滅入ります)。

 先月発注したいずみ専用防具「泉源胴丸」も到着。まだ弱いですが、いずみの成長に合わせて性能が向上するそうです。



 今作ではコーちんがかなり細かく当月の目標を提案してくれて面白いです。「術の巻物でも集めてみたら?」と提案されたので、言われた通り富士見ヶ原に出撃。そして今月はレアアイテムが大量出現するフィーバータイム、「熱狂の炎」が1回あるもよう。出撃前に分かるようになったんですね。



 やっぱり富士の樹海がモデルらしいですね。自殺のためではなく「不死になるために」入っていく人が後を絶たないそうで、なんとまあ意地の悪い設定ですこと。



 熱狂の炎の演出が豪華! 戦闘BGMがお祭りみたいなのに変わり、敵将のビジュアルもお祭り仕様になって背景も炎が燃えさかるなどめっちゃテンションあがる感じ。ただしお金が稼げたくらいであまりめぼしい戦利品は出ずー。



 この迷宮も鍵がないとここで行き止まりのもよう。黄色の鍵の在処は七色温泉ですかね? 今回の目的だった、ガマ大将が持っているという巻物「お地母」も見あたらず、ちょっと残念な結果。でも代わりに「魂託し」の巻物が見つかりました。マホトラの逆で、味方に術力を分け与える術です。

  • 奉納点 6385 => 7657



 道中、神様解放。カエル……。

1120年2月 七色温泉 黄の鍵探索

 なんかイベントで京から帝の娘、田鶴姫さまとやらが襲来(イベントシーンのスクリーンショットは撮れないもよう)。黄川人が「正義を押せば人は堕ちる」って言ってた件と思われます。萩谷一族を陥れた阿部晴明は帝を惑わす奸臣であり、こいつを討つためお前たち一族の力を結集してうんぬんかんぬん。コーちん曰く「スゲー! 嵐みたいに自分の都合だけ勝手にしゃべって もう帰った!」だそうで、せやな。晴明の入れ知恵とはいえ一族を皆殺しにした張本人は帝なわけで、その縁者を前にして変な気を起こさなかった当主はそれなりに忍耐があると見ていいでしょう。でもあの調子だと他の地方の一族のところも回ってそうですし、途中で斬り殺されるんじゃないですかね……。

 でまあ憤懣やるかたない萩谷家の面々ですが、とりあえず祭具をひとつ取り返したら船を貸してくれるみたいなことも言ってたので、当面はこれを目標とするのがよさそうです。ドラクエっぽい!



 コーちんの書いてる月報についての話なんですが、遠回しに「運営への誤植指摘歓迎します」って言ってるんですよねこれ。



 街に神社ができたので、よく分からないまま最強クラスの神様氷ノ皇子を奉ってみました。キャーかっこいい。御利益として、街に水属性の武具が並んだり水の災害から守ってくれるっぽい? なお彼は前作で交神相手として選んだこともあるので、萩谷一族の祖先の一人とも言えます。


 さらに何だかよく分かりませんが「来月富士見ヶ原に百鬼祭がくるっぽい」とコーちん。他国の当主殿の話を総合すると、ストーリーを進めるのに必須のイベントみたいです。それなりに深くまで潜らないと出会えないらしく月をまたいでの出撃を推奨されましたが、まだ富士見ヶ原奥地へ進むための黄の鍵を取ってないんですよね……。今月は七色温泉に向かい、鍵探しに励むとします。初陣の年齢になったいずみも連れていざ出撃。



 前回は木札の必要な扉の前で立ち往生してしまって不安でしたが、今回は道中あっさり木札(い)を見つけてしまいました。先に進んだところで黄の鍵も発見。うーん、前回来たときは単に見過ごしちゃっただけだったんですかね……? マップ上の宝箱アイコン、見落とせるようなものとは思えないのですが。まあ深く考えません。



 迷宮奥に進んだことで、どくろ大将よりワンランク上の敵、天魔大将が出るようになりました。前作だと中盤くらいに出る敵なのでちょっとびっくり。全体攻撃術の「風車」が強力で体力を一気に数割持っていかれますが、連発さえされなければ倒れる危険はありません。



 先へ進むといろいろ注意書きの立て札が立っていました。湯船に入る順番によって行き先が変わるそうで、上手くやれば序盤から強敵と戦うことも可能なのかもしれません(いま無理しても返り討ちに遭うのがオチでしょうが)。とりあえず初心者コースということで、青の湯に三連続で入るルートを目指します。



 なんか気になることが書いてあるので先を覗きたかったのですが、時間切れで今日はここまで。次回からはどくろ大将地帯をスルーして一気に天魔大将地帯まで進むのが得策かもしれません。



 ひと月の実戦を経ていずみはだいぶ成長し、特注防具の泉源胴丸も店売り品と比べて遜色ない防御力に。伸び代もまだまだあるので頼もしいです。来月は特注の薙刀も届くので楽しみ。

 今月手に入った巻物はお地母。全体回復術です! 習得条件のステータスが厳しいため、さすがにまだ誰も使えませんが……これをバシバシ打てるようになるとボス戦がだいぶ安定するようになるかと思います。

  • 奉納点 7657 => 8461

1120年3月 富士見ヶ原 百鬼祭

 というわけで今月は百鬼祭りです。



 あれ、それ言っちゃうんですか……。というわけで今月は宿敵阿部晴明との決戦です。これに勝って呪いを解かせれば一人も短命の呪いで死ぬことなく大団円ですね、わーい(乾いた笑い)。



 まず準備。防具屋への投資でワンランク上の装備が購入可能になってました。……ヴァルキリー? めっちゃ強いので特注防具なんだったのって気分になりますが、今のとこそんな苦戦してるわけでもないので節約して見送る方向でひとつ。特注品さえあれば他の装備はいらん、なんて安易なバランスではないようなので、ここは喜んどいた方がよさそうですね。



 おう祭りじゃ祭りじゃ。



 それほど奥ってほどでもない場所に謎のだんじりが出現してました(鍵は必要ありませんでしたね)。ノリノリのお祭りBGMでなにがなにやら。



 百鬼祭りに進入。ハッピを着込んだ妖怪たちが、だんじり担いで百鬼夜行。なにこのノリ……。速攻で奥の晴明のところに乗り込んでしまいましたが、ぎりぎりまで道中のお祭り妖怪たちを狩った方が稼ぎ的によかったかも。


 で、晴明戦。私が黒幕ですよーうんぬんかんぬんと露骨な挑発で一族を煽ってきました。初撃の全体攻撃術「真名姫」が少々痛かったですが、その後は特に攻撃らしい攻撃もしてこず突っ立って煽るだけ。もちろんこちらは気にせずボコボコ殴ります。最初の2撃で体力を半分ほど削れたので「弱い?」と思ったのですが、その後全然体力が減らなくなってどうも違和感。



 ようやく8割ほど削ったところで何か変なこと言い出しました。はい?



 あっはい。


 自分に最強クラスの攻撃術「七天爆」を放って自爆するもすぐ再生する晴明。えーと、というわけで「不死身の自分を殺して欲しいので、術者を殺さないと解けない呪いを一族にかけた」あたりが一連の事件の晴明側の動機と見受けました。ま、回りくどい自殺を……(大迷惑)。一族の歴史を知る者は人や神々の身勝手を重々承知でしょうが、さすがにこれには唖然とする一堂。無言でキレてる当主が怖いです。おのれ晴明……。(CV:真田広之)

  • 奉納点 8461 => 8831

 晴明を倒した時点で帰還になっちゃったので、今月の稼ぎは少なめ。やっぱりぎりぎりまで粘るべきでしたねー。

1120年4月 奉納試合

 また田鶴姫がやってきて、遠征用の船を置いていってくれました。それはいいのですが、実は朝廷からの盗品だということで姫を心配する従者の力丸は一族に八つ当たり。今回の一件に姫は関係なく、盗みがバレたとき罪を問われるのはうち一族だそうです。わーステキな論法。わりと切れかかってる弟二人を当主が抑えて慇懃に対応し、娘のいずみはおろおろという光景。



 ともあれ、先月晴明から祭具「花見ノ瓶子」を取り返したことで春の祭りが復活したとやら。



 みだれひな祭りだードンドコドーン(原文ママ)。うん俺屍ってこういうノリですよね知ってる。前作の筋肉ムキムキ祭りよりはだいぶマシです。街はお祭り騒ぎですが、祭具を取り戻した経緯が経緯なのでどうにも乗り切らない萩谷家です。なんで京の祭具を取り戻したら伊勢の祭りが復活するのかとかは深く考えないこと、いいですね。



 ……なんか最後に聞き捨てならないこと言ってますね……。戦勝点も一緒に増えるなら良いんですけど。



 で、何があったのか知りませんがいきなり多くの神々が姿を消して天界と敵対しはじめたっぽいとのこと。萩谷国の神社で奉ったばかりの氷ノ皇子もいなくなってしまいました。皇子ったらまた何か一枚噛んでそうですね……。



 氷ノ皇子に代わり、卜玉ノ壱与さま(かわいい)を上萩谷神社で奉ることにしました。まだはっきりした効果も分かってないので選択は適当。海も近いし船も手に入ったということで、水難防除けの験担ぎです。



 さて、お祭りの月には奉納試合があるということで、ちょっと顔を出してみましょう。前作の御前試合みたいなものですかね?



 前作と違って敵の名前がかなりまともです。いわゆるオンライン対戦かしら。



 速攻で全体攻撃2連発が飛んできました。うわつよいつよいつよい! これはあかん降参! はいさよならー。



 まあ仕方ないですね。戦闘不能が即死亡に繋がるゲームなので、こんなところでリスクを取るわけにはいきません。たまたま初戦で強い敵に当たっただけかもしれませんが、「ぬるくはない」と分かっただけでも収穫ということにしときましょう。

 初戦敗退なので今月の収穫はゼロ。ひと月をふいにしてしまい締まりのない感じですが、今回はこの辺で終了。序盤は新システム新イベントにいちいち驚いてるのでテンポが遅いですが、慣れてくればもうちょいぽんぽん進むようになるはずです……。