2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

本日一信

たぶん既に誰かが言ってると思うんですけど、「のび太くん植物人間オチ」を涼宮の方のハルヒさんに適応したら壮絶な萌えキャラになりますね。精神病院の白いベッドに横たわりながら今日学校で長門さんや朝比奈さんがどうしたこうしたという妄想を不満気に語…

『蟲師(1)』

SFとして読みました。圧倒的。星雲賞とかとれると思います。一話完結で、どうしてこんなアイデアがぽこぽこ湧いてくるんでしょうか。とりあえずアニメ版のギンコさんの服装がすごく気になっていたんですけど、その点についての謎は解けたような気がしました…

本日一信

どこかで出てた「同人批評空間」って、実際問題可能なんでしょうか。よほど勤勉な人が複数人で管理したりするのでない限りは、やっぱり自由編集・自由登録のWikiみたいな形になるような。

『アトモスフィア(1)(2)』

ぎゃーひーふー。ありえません。亀が出てきたときに気付くべきだったんでしょうか? 無理ですね、はい。 ラストを抜きにしてもめちゃくちゃ面白かったんですけれど、相変わらず私の表現能ではその面白さが成文化できません。なんかすごく悔しいです。みんな…

本日一信

青空文庫 中島敦『李陵』 すっごい綺麗な文章。文の美醜に鈍感な私でも、なんかすごいなあと思えました。

本日一信

時間がなかったので長文になりました。←誰かこれ流行らせましょうよ。

ネオエクスデス化する元ネタとしての神話的データベース (3)

前回 前々回 えーと、著作権意識の高い現代では神話は非常に生まれにくい、という話でしたっけ。で、それでもむりやり神話っぽいものを作りたいなら、著作権を放棄するなり転載を自由にするなりして多次創作を許可しておき、絶対基準となる「原作」は存在し…

リンク先、全部18禁サイトなので注意です。上の三つは視覚的ショックはありません。画像クリックしたら拡大されます。 パン子ちゃんコメント欄の流れがステキ 妖精さんと遊ぼうシチュエーション萌え。 ヤムチャヤムチャ。 プリン子身体欠損注意。 どっかの洋…

本日二信

新しい太陽の書の二巻を読んでます。ネオエクスデス化のあれはもうちょっとかかります。

本日一信

アンディー・メンテの『ジスナナ新聞』っていう同人誌が届きました。例によってやおい本。いつも通り頭のネジの外れたジスロフ殿下とやさぐれたナナちゃんがステキでした。十二天子も出てきてお腹一杯。

『神様のパズル』

「SF小説の皮を被った青春小説」の皮を被った農業小説。いえ、たしかにSFとしても青春ものとしても閾値は越えてると思いますけれど、皆もっとこの作品の農業の部分に目を向けてあげていいと思います。SF小説も青春小説も世の中にはゴマンと存在しますけど、…

祟殺し編 其ノ弐「キズナ」

うーん。どうにか「よかった探し」をしながらこれまで見てきましたけれど、そろそろ誉める言葉が尽きてきました。沙都子ちゃんに突かれた圭一さんがものすごい勢いですっ飛んでるのはご愛嬌としても、事態がいかに緊迫したものなのかぜんぜん表現されていま…

『ゾンビ屋れい子(1) 百合川サキ編』

ゾンビー。 持ってる文庫は書影が出ないので画像はコミックス版。以前コンバンハチキンカレーヨ再の元さんがラジオで面白いと紹介されててずっと探してたのをやっと発見。なにこのゾンビ。地獄少女にジョジョ成分とスプラッタを加えて頭おかしくした感じとい…

ネオエクスデス化する元ネタとしての神話的データベース (2)

昨日の続きー。 えーっと、今までずっと神話神話と言ってきましたけれど、元ネタとしてのデータベースが必ずしも古代から伝わるお話である必要は当然ありません。たとえばクトゥルー神話が代表的ですけれど、比較的最近になって創造された世界観であっても、…

ネオエクスデス化する元ネタとしての神話的データベース (1)

えーと、三年くらい前、ゆらぎの神話を思いついたときに考えたことを色々とぼやいみてますよ。 創作という視点から神話を眺めてみると、その世界観は元ネタの宝庫として捉えることができます。たとえ宗教上の理由や作品のテーマ・モチーフから全く関係のない…

本日二信

例のアレの煽りを受けて*1、フリーソフトで面白いゲーム まとめページが閉鎖されることになりました。本当に悲しいです。サイトに作品を掲載するにあたって作者さん一人一人に許可を求める連絡を取り、膨大なレスを作品ごとに分類していく作業はとても大変な…

本日一信

「ネオエクスデス化する元ネタデータベース」みたいな記事を書こうかなーと思ってます。元ネタのかっこいい言い方ないかなあと思ってるんですけど、ちょっと見つかりません。近いところだと、インスパイア?

本日一信

ええと、ほら、何て言いましたっけ。FFに対するエクスカリバーとか、バスタードに対する聖書とか、ヴァルキリープロファイルに対する北欧神話とか、小林泰三さんに対するクトゥルーとか、そういう元ネタっぽいものの頭良い呼び方ってありますよね。パロディ…

『殺戮にいたる病』

やーらーれーたー。なんか清涼院流水さんの『コズミック』とか『とく。』を読んだ後のような気分になりました。我孫子さんはあのネタのためだけに三百ページを越える本作を書き上げたわけですけれど、純粋にネタを使うためだけなら別にこんな長文を書く必要…

【アルセスをストーキングするホモ三兄弟】

アリアロー、ダワティワ、テンボトアンの三人。【南東からの脅威の眷属】の精霊。 彼らがアルセスと暮らす「愛の巣」として建造した神殿風宮殿【ウィータスティカ】には高位の神をも閉じ込める恐るべき法具が組み込まれているが、三兄弟はこれを手に入れるた…

2006年5月に読んだりプレイしたもの

『ネクラ少女は黒魔法で恋をする』熊谷雅人 『七つの黒い夢』アンソロジー 『蟲と眼球とチョコレートパフェ』日日日 『エコノミカル・パレス』角田光代 『円環少女(1)』長谷敏司 『順列都市(上)』グレッグ・イーガン 『順列都市(下)』グレッグ・イーガン 『G…

『春期限定いちごタルト事件』

うーん。『氷菓』でも同じ感想を持ちましたけど、あくまで「推理もの」として見る限りにおいて、米澤さんの作品は私の肌に合わないのかもしれません。推理の過程があまりにもザルというか、冗談としてならともかくこの理屈に疑問なく頷けてしまう人はそのう…