2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

本日一信

「DQNネーム痛えwwwwww親バカスwwwwww」とひとしきり笑った後にそれが苗字だと気付いたときの居心地の悪さ。 それもまたアルセス神の思し召しなのです。

オンライン文芸マガジン『回廊』第13号公開!

http://magazine.kairou.com/13/ プロの小説家をお迎えした初の試み、「作家特集【久住四季】」。 2種類の特集イラストには、プロイラストレータの甘塩コメコ先生もご参加と、非常に盛りだくさんの内容です。 というわけで遂にプロの方まで顔を出すようにな…

『狂骨の夢』

相変わらず、ひと続きのシーンがものすごく長いですね。たとえばお酒の席で始まったちょっと込み入った長話……程度のシーンが、この作品ではなんと100ページ近くもかけて描写されたりしています。 だから全体の長さが1000ページ近くあるのに対し、シーン数は2…

萌え理論メカ幼女sirouto2.0登場

ゆらぎ学園萌理部 - 脚のないはてなガラス(BoB flicker side) 彼らがこのゆらぎ学園の概念調律と定式化のため建造した最終兵器こそ、現部長sirouto2.0である。sirouto2.0はあらゆる概念を枠に囚われない素人の発想で調律・定式化することを目的として建造…

本日一信

今TVでやってる医療ドラマの手術シーンを流し見てたら『テニスの王子様』見てる気分になってきました。外野解説しすぎ驚きすぎ誉めすぎ。キャッキャキャッキャ。

『人類は衰退しました』

「妖精さん」という架空種族の生態を思考実験小説的に描きつつも、そんな硬派さをオブラートで包んだメルヘンでおとぼけな雰囲気を堪能できる作品。フィーリングだけで妖精さんかわいいかわいいと楽しめるんですけれど、実は凄く緻密に「かわいさ」を造型さ…

『はじめての構造主義』

分かりやすかった気がします。気がしますーというのは、各々の章に書いてあることはすんなり頭の中に入ってきたものの、では結局「構造主義とは何なのか」という根本的な疑問がいまだ十全に解消された気がしないからです。 これは橋爪さんの説明がどうという…

『水滸伝(六) 風塵の章』

し、死亡フラグがーあわわわわ。 一巻の頃から「凄い奴」として名前を盛んに囁かれながらも、一度としてその姿を作中に現すことのなかった秦明将軍が満を辞しての登場です。北方さんはタメというか引きというか、読者を煽って焦らして期待させていちばんいい…

『王妃の離婚』

15世紀の末期の末期、フランス王ルイ12世は新妻を得て領土を広げるため、現妃との離婚訴訟を起こしました。被告となった王妃ジャンヌ・ド・フランスはこれに果敢に立ち向かうも、原告が王とあっては神聖な裁判も形だけのもの。かつてパリにその人ありと言わ…

『ひぐらしのなく頃に解 目明し編(2)』

表紙の悟史くんの男前っぷり! きゅんきゅん☆ 園崎姉妹を描くならこの人、という感じですっかりひぐらしコミカライズが板についてきた方條さん。要所要所の凄惨なシーンも状況に負けない描写で頑張ってくれています。 いちばんの見所はやっぱり「爪」なんで…

パラレルな作家と読者

ライトノベルの定義論争と、電撃文庫がライトノベルという言葉を使わないこと - ラノ漫―ラノベのマンガを本気で作る編集者の雑記― ライトノベルの定義論争を読むと、なんとも微妙なモヤモヤした気分になります。近いものをあげると、東浩紀氏の評論を読んだ…

たのしい神話(3-3)「豆腐のはなし」

「遺された紀憶」解説三回目。 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1152717733/179-181 さて、主人公は冒頭で「湖のほとりまでトントロポロロンズを取りにいって、」と記述していますが、これは一体何なのでしょう。このトントロポロロンズ、…

本日一信

遂にあの不条理ゲーム「ゆめにっき」*1の新バージョンが公開ですってよ! 私は『凶骨の夢』読み終わったらやります。みんなもやるといいですよ! ひゃあうまい! *1:http://www3.nns.ne.jp/pri/tk-mto/

『ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編(2)』

『ひぐらしのなく頃に』全体を通じての第五話、「罪滅し編」のコミカライズ第二巻。 今回は直接的な惨劇が描かれることはあまりなく、子供たちどうしの感情のぶつけ合いのシーンが巻の三割以上を占めています。互いを「仲間」と認めつつもこれまで心の底から…