竜騎士07
3枚組。今回も内容みっちりです。細かい変更や省略はあるにしても、やはり原作に忠実で堅実な内容。文章で状況をしっかり描写した方が面白いところもありますけれど、声優さんの演技もやっぱり大きな力を持つもので、ここぞというときの瞬間最大風速は原作を…
むかし竜騎士さんがファウストに載っけた前後編小説のコミカライズ。おおむねで原作どおりの展開に見えたんですけれど、最後の方に挟まれたたった一コマがやたら下世話な興味を煽って大変です。富竹涙目。 気合い入れて描いた画とそうでない画の落差が激しい…
え、ええとですね。前話のepisode1は、シリーズ一作目としては落ち着いた、奇を衒わない堅実な作品でした。その分、二作目である今回は色々仕掛けてくるだろうなーと予想していたのです。実際、「今回は無茶苦茶だった」という前評判も聞いていたので、魔法…
悟史君悟史君悟史君悟史君……。(爪を噛みながら) の第伍章。遂に後半戦に突入ですけど、既にプレイ時間が40時間越えてます……。 七つある鍵を扉にひとつずつ試していって正解の鍵で扉が開くまでの期待値は7÷2=3.5じゃなくて(1+2+3+4+5+6+7)÷7=4だと思うのです……
表紙の悟史くんの男前っぷり! きゅんきゅん☆ 園崎姉妹を描くならこの人、という感じですっかりひぐらしコミカライズが板についてきた方條さん。要所要所の凄惨なシーンも状況に負けない描写で頑張ってくれています。 いちばんの見所はやっぱり「爪」なんで…
『ひぐらしのなく頃に』全体を通じての第五話、「罪滅し編」のコミカライズ第二巻。 今回は直接的な惨劇が描かれることはあまりなく、子供たちどうしの感情のぶつけ合いのシーンが巻の三割以上を占めています。互いを「仲間」と認めつつもこれまで心の底から…
空気読みすぎの魅音さんに全力でアルェーしましたとも! アルェー! ていうか結局なんでもアリですやんけ! ムキー! この作品の企画が練られていたのは「皆殺し編」も出るか出ないかの頃でしょうから、その辺での詰めが甘いのはまあ仕方ないのかも。「うみねこのな…
あうあ。いつにも増して原作プレイ済みの人向けの感想になってます。原作プレイ時の「暇潰し編」自体の感想は↓このへん http://d.hatena.ne.jp/Erlkonig/20050114/1105640530 http://d.hatena.ne.jp/Erlkonig/20060620/1150742369 http://d.hatena.ne.jp/Erl…
紹介ページに掲げられた謳い文句、「推理は可能か、不可能か」という文面を見たときは、正直「無茶しやがって……」と思いました。明らかに「ひぐらし」での失敗を意識してのこの惹句ですけど、ひぐらしで「推理小説」的フォーマットに対する詰めの甘さを露呈…
「ひぐらしのなく頃に」で素人の分際でろくに知りもしないミステリーの世界に殴り込み、案の定返り討ちでコテンパンに叩きのめされてどうせもう駄目なのですよあうあうあうあうwwwwwwwの竜騎士07さん、新作を引っさげてのリベンジです。 ああ、竜騎士…
一応は「寒村の子供たち」のお話だったひぐらしと異なり、うみねこは上流階級バリバリな人々のお話になります。ただ、竜騎士07さんに上流階級の雰囲気なんかが描けるのかという心配はあまりないです。日記を見た感じ「その手の人」が親戚の中にいるらしく、…
壱章、弐章、参章ときて肆章と、漢数字がちゃんと難しい方に統一されていることに微妙に感動。壱、弐、参までは難しい方を使ってても、そこから先は四、五、六と普通のものに戻ってしまうパターンが非常に多いので……。あ、でも表記を統一したらしたで、今度…
序盤の共通ルートは原作の「鬼隠し編」ほぼそのままなので、「綿流し編」固有のエピソードのほとんどはルートが分岐してから発生することになります。そのため、原作で言うところの「鬼隠し編前半+綿流し編」という流れでゲームが進行していくので、日常パー…
原作では最初の編に当たる鬼隠し編。何度も言うようですがKのアホー。 漫画、アニメ、ドラマCDなどを含めるともう十回以上この『鬼隠し編』を見てきているので、このコンシュマー版で初めてひぐらしをプレイするという人が一体どんな感想を抱くのかは、正直…
ひぐらし解決編のコミカライズ第二段。 鬼隠し編と同様、絵が不安定で崩れがちなのが残念なところ。決めゴマにはいい絵もあるんですけれど、「普段の何気ない表現の積み重ね」というところには至っていない印象があります。 今回の主人公のレナさんは、傍目…
今更ですけどプレイ開始。発売日に買ったのに、まとまった時間が用意できなくてずっと生殺しだったのです……。 とりあえず適当にプレイしていて最初に入ったのがこの「盥回し」編で、分岐としてはどうやら「ハズレルート」にあたる模様。原作にはないオリジナ…
「解」編の第一弾。主人公が年頃の女の子ということで、絵柄的にも感性的にも少女漫画度の高い方條さんの作画とはベストマッチな編といえると思います。 原作やってるときは詩音さんが悟史くんのどういうところに惹かれたのかという描写が弱い感があったんで…
「罪滅し編」とよく似た世界で全てが終わってしまった後。本編の時代から二十年後という、遠い未来の雛見沢のお話です。リラックスして天国に行ける魔法のアイテム安眠練炭も出てきますよ。 廃村となった雛見沢に偶然集まった男女たちが怪異に見舞われ、彼ら…
ファンディスクの短編二本目。夏に発売された3D格闘ゲーム『ひぐらしデイブレイク』の設定を下敷きとしたオマケシナリオ。持ち主の間に強制的に恋心を発生させるマジックアイテム「フワラズノ勾玉」にまつわるドタバタ活劇です。『ひぐらしデイブレイク』が…
やー凄かったです! ファンディスクの短編一本目。全八作として完結した本編の後日談を語りつつ、本編中で十分に納得のいかなかったいくつかの要素が補完されています。オマケシナリオとは思えないほど大真面目で直球なお話でした。テーマ的な密度とシビアさ…
出題編第四話。建設大臣の孫の誘拐事件を探るため、雛見沢に潜入した公安の若手刑事赤坂衛。一見のどかな雛身沢村と、ダム建設反対闘争で見せる苛烈さとの落差に恐れおののきおっかなびっくりの赤坂さん。人喰い鬼の住まう地を生き延び、誘拐事件を解決する…
完結。すごくよい出来。事件の成り行き自体は原作を考えると妥当なところだったと思いますけれど、結末のシメ方が素晴らしいです。事件のオチが云々よりも、こちらの方が予想外。テーマ的な完成度の高い、この上ないラストだったと思います。竜騎士07さんに…
漫画のみのオリジナル作品。原作のネタばれ要素が大きいので出題編を最後まで読んでいない人にはあまりおすすめできないんですけれど、これも質の良いコミカライズ作品です。原作の存在する他編とは少し趣を異にして、雛見沢から遠く離れた地でのお話が語ら…
私が一番不幸だった。 この迷路に出口がないことを知っていたから。 次に彼が不幸だった。 この迷路に出口がないことを知らなかったから。 その他大勢は不幸ではなかった。 自分たちが迷路の中にいることすら知らなかったから。――Frederica Bernkatel あがっ…
この世でもっとも見つけ難いもの。 砂漠に落とした針一本? この世でもっとも見つけ難いもの。 闇夜に落とした鴉の羽? この世でもっとも見つけ難いのは。 自分自身の思い違い。 Frederica Bernkastel 良質なコミカライズ。堪能しました。一巻の頃は良くも悪…
何が罪かわかりますか。 知恵の実を口にしたからではありません。 何が罪かわかりますか。 蛇の甘言に耳を貸したからではありません。 まだ罪がわかりませんか。 それこそがあなたの罪なのです。――Frederica Bernkatel Kのアホー。(恒例)他の二編と比べて、…
ネタばれ感想の続き書きました。ネタばれ激ネタばれ。プレイ済みの人だけこっちにどうぞ。ひぐらし祭囃し編に関する記事はひとまずこれでひと段落です。まあ漫画版の感想とかもこれから書いてきますけれど。
今頃になって。各シーンの詳細はネタばれスペースでみっちり書いていこうと思うので、こちらではさっくりと感想を。 えーと、プレイの衝撃から二週間が経ってようやく普段の生活ペースを取り戻した現在の印象として、大変満足な最終章でした。不満も山ほどあ…
ネタばれ書きました。こっち。
ネタばれ書きました。id:kagamiさんのところについたid:genesisさんのコメントについて。 続きを読む