2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『水滸伝(四) 道蛇の章』

絶望した! 四ヶ月も前に読了してたのに感想書くの忘れてて絶望した! これまで後手後手に回ってきた青蓮寺が、遂に一歩先手を取りました。これから敵味方入り乱れた混戦になっていくのかと思うとドキドキが止まりません。いえ、それは梁山泊がピンチに陥る…

『探偵儀式 IV』

ようやくBDCに焦点が当たったと思ったらまた雲行きが怪しくなって、なかなか活躍の場が巡ってこないこの子たち。進展はじりじりじりです。 お話全体の展開の方も、同じくちょっとスピードダウンしてる感。今回はさほど大きな引きもなかったので、また数ヵ月…

『PLUTO(4)』

天馬博士がすごい大物の雰囲気を発していて、どう見てもお茶の水博士以上の風格の*1浦沢版鉄腕アトム第四巻。完結までに数年の時間を要する分、漫画という媒体は小説以上にサスペンスに向いているのかもしれません。じらしじらしー。 「ロボットの死」が扱わ…

「厄醒し編」其の参「予定調和」

今編は、沙都子ちゃんのがんばり物語という様相を呈していますね。原作では沙都子ちゃんが単身能動的に行動する編というのはなかったので、オリジナルストーリーとして上手く差異を出せていると思います。 祭具のほつれという微妙な変化に驚く梨花ちゃん。こ…

『ひぐらしのなく頃に祭 第肆章 祟殺し』

壱章、弐章、参章ときて肆章と、漢数字がちゃんと難しい方に統一されていることに微妙に感動。壱、弐、参までは難しい方を使ってても、そこから先は四、五、六と普通のものに戻ってしまうパターンが非常に多いので……。あ、でも表記を統一したらしたで、今度…

究極の感想サイトバナーと無断転載許可宣言

究極の感想サイトの作り方 究極の感想サイトグループの作り方。 はてなグループだとはてな外の人に優しくないので、ここは昔懐かしの「転載していいよバナー」みたいなものを用意して各自自分のサイトに貼り付けるとかにすれば色々楽になるかと思います。あ…

たのしい神話(3-1)「遺された紀憶」

http://flicker.g.hatena.ne.jp/keyword/%e9%81%ba%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e7%b4%80%e6%86%b6 さて、今回からは神話世界を知っていくための教材として、上のリンク先から読める「遺された紀憶」という小説作品を扱っていこうと思います。この作品に対す…

「厄醒し編」其の弐「無力」

今回は沙都子ちゃんがトラップ使いであること、圭一さんが口先の魔術師であることが強調されていました。これらはアニメ無印版の時点ではあまり描かれていなかった要素。今後の展開で重要になってくることなので、ここで今一度印象付けておいたということで…

山ん中の獅見朋成雄

一個先の展開が読めず、どんどこどんどこ予想外の新展開が連続する真っ暗ジェットコースターみたいな小説。ただし終着点が降り場でなくカタパルトになっていて、勢いに任せて読者を空中に射出したところでお話は終わります。 だから、結局どこに着地するかま…

『SCAPE-GOD』

同作者の『SYNTHIA THE MISSION』の感想は「面白い」でしたけど、本作は躊躇なく「凄い」と形容したいです。20代のうちに描いていい漫画じゃない、とすら思いました。 いかにも「今風」の絵柄や大量のパロディ群に騙されそうになりましたけれど、この作品は…

本日一信

「キミキス」と「つよきす」と「好きしょ」をごっちゃにしてました。

本日二信

id:sikii_jさんが脳内ギャルゲ100選にひとつひとつコメントつけられてて面白かったので、うちの100選でも真似てみました。 魔王14歳の100作 でも途中で力尽きたのでコメントつけたのは50番台くらいまで。まあ残りもぼちぼち追加していけたらと思います。

本日一信

Web拍手いただきました。 「勝手に二次創作したりするのも多分あり」・・・「多分」て。ナシの場合もあるってことでしょか。ひぃ。 先日紹介した幻想戦記についてのコメントですね。ゆらぎは原則「二次創作推奨」というスタンスなので、「ゆらぎの神話」の活…

『狂乱家族日記 番外そのいち』

外伝短編集。日日日さんはまだ短編書くのが苦手そうな感じで、どうも長編とあまり変わらない方法論で短編を書こうとしている様子がありました。尺の短い短編で面白さを出すには、その短さを挽回するインパクトやアイデア、鋭さが必要で、そういった要素がな…

「なぜ魔王」問題みたいなお約束クラッシュが好きな人は「幻想戦記」を読むといいですという話とゆらぎの話

何気なく書いた記事が忘れた頃にリンクされてたくさん人が来たりするので世の中何があるか分かりません。 なぜ魔王は世界征服に失敗するのか、あるいは魔王のタイムスケールもんだい。 - ネコプロトコル 魔王のマネジネント能力について。 - 不倒城 おじさん…

本日一信

小説の執筆において必要になりそうな用語リンク集 こちらのまとめ記事でゆらぎの神話百科事典が「外国の神話や民謡、その他多くのカテゴリに関するまとめ」として紹介されてて盛大に吹き出してしまったのでこれは内輪的に面白いなあと思って軽い気持ちでブッ…

『痴漢男』

http://passionate1842.web.infoseek.co.jp/manga.htm 一部で緩やかな盛り上がりを見せてるような気がするWeb漫画。VIP発祥の実話、あるいはそれに見せかけたフィクションが原作です。Web漫画とはいえ、その画力は確かなものだと思います。 仮にも「実話」の…

本日二信

二、三日前からhttp://media.blogpet.net/というところからのアクセスが日に200件くらいあってびくびく。こちらからアクセスしようとしてもエラーになるんですけれど、ブログペット内のブックマークサービスとかそういうのでしょうか。ひー。

本日一信

↑の回廊バナーを最新予定の第12号に変更しました。今回の「世界の終わり」特集は画像も球体関節でいつもと雰囲気が違います。8/15公開予定。みんな読むといいと思います。

『リピート』

リピートものは数あれど、改変が次周に「蓄積されない」特性を活かした作品はほとんど前例がないんじゃないでしょうか。アクセルが掛かるまでに分量の半分を要したのはもどかしかったですけれど、『そして誰もいなくなった』のモチーフが見えてきてからは一…

「厄醒し編」其の壱「鬼ごっこ」はひぐらしのイメージを原作準拠版に再インストールしてくれる

な、なんか興奮してきましたよ。凄い凄い。ぜんぜん期待していなかった反動で大げさな反応になっちゃってるかもしれませんけど、昨年の夏に原作が完結した時点で「一度終わった」と思っていたひぐらしで、再びこんなに興奮することになるとは思ってもいませ…

『ひぐらしのなく頃に祭 第参章 綿流し』

序盤の共通ルートは原作の「鬼隠し編」ほぼそのままなので、「綿流し編」固有のエピソードのほとんどはルートが分岐してから発生することになります。そのため、原作で言うところの「鬼隠し編前半+綿流し編」という流れでゲームが進行していくので、日常パー…

そろそろ誰かがはてなスター隠蔽サイトに強引にスター追加する方法を考え出しそう

わりといらない子扱いされてるはてなスター、二日目にして既に多くのサイトで消されまくっているようですね。ただ消したといっても画面に表示されないよう無理矢理CSSを弄っただけですから、システム的にはスターは依然生きてます。これを利用して、スターが…

「遺された紀憶」

http://flicker.g.hatena.ne.jp/keyword/%e9%81%ba%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e7%b4%80%e6%86%b6 ゆらぎの神話BBSで30レスに渡って連載された小説作品。非常に言いにくいことを最初に言っておくと、なんか私が登場してて吹き出しました。へんな語尾を付け…

本日二信

「日米はてなではてなスターサービスが同時スタート」という記事を見て、はてなスターよりも米はてなの存在に驚きました。いつの間にか世界進出してるー。(←情報遅い)

本日一信

http://www.kadokawa.co.jp/book/raigetsu.html な、中村九郎の人が単行本に進出!? ァツーィ! うーん、告知はずいぶん前に出ていたんですね。(←情報遅い) ああびっくりした。

『語り手の事情』

語り手を自覚する「語り手」氏が語り手となって語る語り手の事情。あとがきで「メタフィクションじゃない」と宣言されていますけど、メタが本質かどうかはともかく、語り手として自由に語る語り手さんの語り口が作品を引き立てていることは間違いありません…

本日一信

g:andymente:id:venedの人のアンディー・メンテ紹介がいい感じなのでビビッとくるものがあった人はプレイしてみるとよいのです。 あの世 (RPG) クレイジー・コロシアム2 (RPG) スターダスト (STG) 私はスターダストがクリアできません。クリアできるものな…

本日二信

ああ、アニメ「ひぐらしのなく頃に解」第一話の「サイカイ」というタイトルは、「再会」と「再開」を掛けてるんだなあと何となく思ったので何となく更新。

『ひぐらしのなく頃に祭 第弐章 鬼隠し』

原作では最初の編に当たる鬼隠し編。何度も言うようですがKのアホー。 漫画、アニメ、ドラマCDなどを含めるともう十回以上この『鬼隠し編』を見てきているので、このコンシュマー版で初めてひぐらしをプレイするという人が一体どんな感想を抱くのかは、正直…