COMIC

『探偵儀式(III)』

いろいろあって音夢さんも退場。ことのからくりが色々と明かされつつも、その真意は依然不明。JDCはいよいよきな臭くなり、主人公なのかヤムチャ役なのか分からない竜宮さんもアイデンティティ・クライシス。お話の焦点はN月R太郎さんや笹山刑事・BDCに移り…

『HUNTER×HUNTER(23)』

なんていうかもう、座禅組んで自己メンテナンス中のおじいちゃんが格好良すぎますね。『BLEACH』の山本元柳斎重國さんとかもそうですけど、顔長い系のおじいさんの筋肉は素敵すぎると思います。あとタコとカメレオンと鼻水も。 連載ペースのせいで進行が遅い…

『BLEACH(21)』

前編の後始末+新編導入。これ以上キャラクター増やして大丈夫かなとも思いますけど、まあこの調子で群像劇やってもらいたいです。ただこうなると情報量も多くなるのが必然なので、話の進みが遅いことだけは気になります。萩尾望都さんみたいにコマとページ…

『スティール・ボール・ラン(7)』

うにゅう「僕の名前はエンポリオです!」 さくら「うるさいよ」 関係ありませんね、はい。えっと、Dioさん続投でとりあえず万々歳。六部までの圧倒的「悪」な存在感と比べるとまだまだ小物感が拭えませんけど、まだどんどん悪くなってくれそうなのでこれから…

『ひつじの涙(6)』

ブックドラフト! ブックドラフト! お話は佳境。クライマックスを次巻に控え、神崎さんと凌さんが遂に正面対決ですよ! 涙を見るか血を見るか! 指輪は手に入らず魔王サウロンの野望は達成されてしまうのか! (はいはいおもしろいおもしろい) 青響会長が実…

『レモネードBOOKS』

あああー素晴らしい。 いきなり本を冷蔵庫にしまったりしちゃう感性はさすが山名さんですけど、今回はそれだけでなしに「本大好き」というセンでも攻めてきます。要は「無趣味な彼女」と「本の好きな彼氏」のお話なんですけど、これは凄い。すごいすごい。自…

『ひつじの涙(5)』

爆弾ー。また爆弾がー。このお話の勝利条件は指輪を見つけることで、それさえ達成されればとりあえず何とかなるとは思うんですけど、う−ん。それを見つけるためにクリアしないといけない思わぬ障害が明らかになって、お話の方向自体が軽く角度を変えた印象で…

『ひつじの涙(4)』

新キャラとして蓮見さんのイトコが登場し、不穏な空気が立ちこもりまくり。物語のテーマに対する当て馬というか、必死に過去の痛みと向き合おうとする蓮見さんに対して「昔のことなんかとっとと忘れた方が幸せなんだよばかやろー」的ベクトルの圧力をかけて…

『スティール・ボール・ラン(6)』

何やってんだDioォォォォォみたいな。 三位のサンドマンさんが完全に空気扱いでスルーされてたりして、何かもうレースのこととか皆忘れてる気がしますよ。Dioさんはこのままだと数いる敵役の内の一人でしかなくなってしまうので、是非とも化けて欲しいです。…

『低俗霊DAYDREAM(8)』

例によって前巻の展開をすっかり忘れてしまってる漫画オブジイヤー。流れはあんまり覚えてないけど面白いのでまあいいやです。何だかよく分からないけど長くなりそう、と思っていたユオ編もいつの間にか佳境に入っていたみたいで、このペースだと次巻あたり…

『ゆびさきミルクティー(2)』

うーん、やっぱり何か根本的な作りが、他のラブコメものとは異なっている気がします。その違いはきっと、美少女ゲーム的な意味での"ゴール"がそもそも想定されていない、つまり誰かとくっついたりらぶらぶするのを暗黙の目的として恋愛しているわけではない…

『ひぐらしのなく頃に 祟殺し編』

鉄平帰還編。じゃなくて沙都子ちゃんラブ編。お話としては、ちょうど鉄平が帰ってくるかこないかというあたりまで。 自分自身のオリジナル連載を一時休載にしてまで本作の漫画化に専念したという、鈴木さんのひぐらしへの執念には脱帽。ページの隅々に沙都子…

漫画版『ひぐらしのなく頃に 綿流し編』

園崎家プッシュ編。綿流し祭がちょうど始まったくらいまでのお話が収録されています。 輪郭がきっちり閉じられているというか、ペインタのペンキアイコンでクリックしても色が外にはみ出ない絵というか。ここの比較を見ても分かる通り、かなり落ち着いた作風…

漫画版『ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編(1)』

シリーズ掴みの第一作。原作ゲームではほぼ半分を占めた前半のラブコメパートがごっそり削られ、第一話と第二話の前半に圧縮されています。第二話冒頭からもう綿流しのお祭が始まり、まあ後はいつも通りのアレな流れに。ホラーゲームとしてのひぐらしの代名…

並べてみたかった

だって並べてみたかったんですもん。 ひぐらし出題篇の前巻。三冊とも、二巻で完結予定のようです。 とりあえず鈴木次郎さんの祟殺し編がいちおし。他の二編は良くも悪くも原作のコミカライズという感じですけど、鈴木さんはそのひとつ先の域の表現にまで足…

『委員長お手をどうぞ(2)』

とりあえず、COOLな放送委員長さんのお話とズキュゥゥゥンのシーンが頭おかしいと思いました。いえジョジョネタとか抜きで。一巻の頃はオトメ心オトメ心と言って納得してましたけど、もうこれはそういう次元を越えてる気がします。放送委員長さんは頭のネジ…

『針とオレンジ』

ぺんぎん騒動の話題では決まってこの人の話題が出て、なんだか気になってしょうがないので買ってきましたよ。 あいたー。読者的にまぞいお話がたくさん載っていました。とても痛々しくて生々しいんですけど、そのくせ全然わざとらしさがないのはすごいと思い…

『ヒストリエ(1)(2)(3)』

人がすごくあっさり死んで、しかも顧みることのない作者の視点が怖いです。二巻のトラクスさんとの戦いの描かれ方なんかが代表的ですけど、この人の漫画はコマとコマの間にあまり流れるような連続性がありませんね。動画というよりも連続写真を見ているよう…

『CYNTHIA THE MISSION(2)』

わ。わ。なんだか俄然面白くなってきましたよ。メインキャラクター一人づつのオムニバス形式だった一巻の時点では、良くも悪くもハッタリたっぷりの屁理屈バトルものでしたけど、キャラクター同士が絡むようになっていろいろ世界が広がった印象。登場人物と…

『ブラッド ザ・ラストヴァンパイア 2000』

『BLOOD+』も見ているには見てますが、それよりも玉置勉強さんの漫画ということで購入。いえもうむちゃくちゃですね。玉置さんの作品としては違和感ありませんけど、夕方にTVで放送されている『BLOOD+』とは似ても似つきません。『ガンダムSEED』と『バジリ…

『ぱにぽに(2)』

神をも恐れぬ第二巻。突然のバスジャックによって窮地に立たされた天才少女ベッキーでしたが、そんなことよりもマホ子のカビたアホ毛が気になるクラスメイト。じじいは相変わらず救い難いほどどうしようもなく、その教え子のダサい魔法少女ベホイミの傷心が…

『ファウストvol.6 SIDE-A』

『うりこひめさま』ウエダハジメ あいたー。あいたー。もう読んでられない。すごいです。相変わらず一読では何がなにやら分かりませんでしたけど、何かすごく痛いものが描かれていることだけは分かりました。とりあえず再読してみたらある程度話の筋が分かっ…

『BLEACH(20)』

これですよこれ! こういうのが見たくて、『ZOMBIE POWDER』からずっと久保さんを追いかけてきたんです。『ZOMBIE POWDER』の最終話は、どうせ打ち切りだからと残った設定を詰めて詰めて詰め込みまくってありえないほど盛り上がった一話でしたけど、この巻は…

『東京赤ずきん(3)』

(主に女の子の)飛び散る血肉とかはみ出る内臓がたくさん拝めるエログロ漫画の第三巻。 主人公の赤ずきんちゃんからして「子供達をさらって殺して食肉ににして売りさばく」肉屋を生業にしているような人なので、キャラクターに対してどうしても受け入れられな…

『BLEACH(19)』

主人公が久しぶりに出てきたと思ったらとてもかっこいかったので満足です。87ページの新コスチューム正面絵がちょうステキ。成人式で初めて背広を着た新社会人みたいです。カラーページもありましたけど、むしろ白黒で映える格好だと思います。ラストは"こう…

『EDENIt's an Endless World (13)』

ああ、エリヤさんがもうすっかり人間の屑に成り下がっちゃいましたね。自分の作戦のせいで民間人が何百人死んでも別にどうでもいいよの境地。他人の生き死にで悩むのはやめたとかそれ以前に、そもそも自分の決定で人が死んでることに言及すらされてません。…

『BLEACH(18)』

ほとんど描写されてなかったキャラクターが急にメインで絡んできたり、伏線なしのパワーアップが多くなったり。構造的にはあんまり上手くない巻なのになぜかとても面白く思えてしまうのは、シーンごとの魅せ方が上手だからなんでしょうか。浮竹さんと春水さ…

『ゆびさきミルクティー(1)』

ようやく読みました。これは凄い。狂ってます。 しょっちゅう下着が見えたり胸が見えたりするので、一見すると「そういう漫画」とも思えますけど、よく見ると明らかに何かがズレています。文法が違うというか、入力に対する出力がありえません。どう考えても…

『HUNTER×HUNTER(22)』

……まあ、ダーク・シュナイダーさんなんてまだウリエルさんと戦ってるくらいですから。 ええと、お話を少しずつ進行させつつ残ってる幻影旅団の人の能力お披露目ですか。あとキルアさんの妹さんがはじめてまともに動いたり。刊行ペースがアレなので遅い遅いと…

『BLEACH(17)』

表紙は恐怖! 猫女さん。でも本編の方に登場しないのはどうしたものですか。そして主人公はとうとう登場人物欄からも姿を消したようで……。群像劇群像劇。主人公とラスボスが本格的にぶつかる前に、脇役のあれこれを消化しにかかった段階ということでしょうか…